2008・04
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入院クロニクル 結 (2008/04/30)
■3月3日
この日は自分にとって祝うべき日だ。一応言っておくけど、僕は男に生まれたので、雛祭りのことではない。
今日はちょうど一年前にカメラマンデビューした日なのだ。(病院で過ごすことになるとは思いもしなかったが)
そして、入院生活の最後の1日でもある。

朝、レントゲン室が空く時間になると、診察券を貰いに早々にナースステーションに向かった。もう顔なじみになったナースから「早ーい!よっぽど退院したかったんだね!」と言われてしまった。
僕は「いいえ、あなたが良いのであれば、いつまででもここにいたいですよ」と返した。というのはもちろん嘘だ。

レントゲン室に行く前に喫煙所に寄り、病院での(おそらく)最後の一服をした。
医者から禁煙を言い渡されていることなどすっかり忘れ、そこにいた人たちと談笑しながら余裕しゃくしゃくで吸ってきた。
まあ一応ミントタブレットで臭いくらいはごまかすけれど。

今まで書かなかったが、放射線技師の一人に綺麗な女性がいて、僕はナースよりもこっちの方がいい。その方に当たると少しドキドキしたりする(僕は何を言っているのだろう)

朝一でレントゲン室は空いていて、5分と待たずに撮影し終え、病室に戻ってきた。
ほとんど今日退院だと確信していたので、身の回りの片付けに取り掛かった。
洗面用具や漫画など、思いのほかかさばるものが多くて、少し手間取ってしまった。それでも医師が結果を伝えにくる前にはいつでも出れる状態になった。
結果はもちろんOK。その後事務っぽい人がやってきて、請求書だの書類だのを置いていった。
受付で金を支払い、そのことを婦長に伝えると、「それじゃあもう退院して大丈夫です」と言った。
意外なほどあっさりした返答に、少しがっかりした。おめでとうくらい言ってくれてもいいのに。
あ、他のナース達は、暖かく見送ってくれたことを付け加えておく。
そして、一階のカフェでコーヒーを買い、母の車に乗って6日間過ごした病院をあとにした。

入院クロニクル 完

~あとがき~
病気をするのは、間違いなく災いの一つなのだけれども、僕が体験したことをできるだけ楽しんでもらえるように書いたつもりです。
連載というか、一つのテーマで長い文章を書くのはほとんど初めてのことだったので、正直苦労しました。
書き上げるのに2ヶ月もの時間を要してしまいました。ほんとはもっと早く終わらせるつもりだったのに、気分が乗らないとか、時間がないとか、そうやって伸ばし伸ばしにしたフシもありますが…。
それから、文体やテイストが統一されてないので、稚拙な文だと感じた方もいらっしゃるかもしれません。
いや、ほんと、その通りです。連載が終わりに近づくにつれ、文が素になってきている。笑

気胸というのは再発率が高い病気らしいので、ひょっとすると、いつか第二期の連載がはじまるかもしれません。
できればそうならないように祈っていて下さい。僕としても、もう長いのは当分書きたくない。笑
でも、もし次なったら手術した方がいいですねと医者が言っていたので、また面白そうな体験ができると、ほんの少しだけワクワクしていたり…。
あ、ジョークですよ、ジョーク。全身麻酔なんて全っ然興味ないんだからねっ!笑

さて、そろそろこの辺でさようなら。ありがとうございました。


よく見聞きし分かり そして忘れず (2008/04/21)
_MG_8383.jpg

ちょっとした旅行先で、日本海を眺めてきた。
振り返ると、カラスが一羽。
経験上、何かを察するのか、カラスはなかなか写真を撮らせてくれなかった。
日本海のカラスはちょっと優しいのかもしれない。


ところで、前回の記事のことだけど、ずっと前から思ってたことなんだよね。
書くかどうか微妙な線で、けっこう悩んでた。
でも書いちゃってスッキリさせようかなと思って。

同感されたり、角が立ったり、どっちも僕にとっては好ましくないことで。
何も思うなってのはひどい話だけど…。迷走してごめんなさい。
とりあえず最後の2行だけは撤回する。あとは保留。

もっと感覚を養うべきなんだろうね。最早、好き勝手言う時期でもないし。
そもそも写真ブログなんだもん、ここは。


それは影のようなもので (2008/04/20)
IMG_0001_edited-1.jpg

色んな人が色んなことを言うじゃない?ブログなんかで。
で、ネットやれば自然と目に入ってきて、明らかにこの人痛いなあとか、そう思うことがとても多いのね。

自分もこうしてブログをやってる一人なわけだけども、別のある人にとっては、
俺自身もその痛い人となんら変わりないんじゃないかと、変に気を揉んでしまう。
かといって、自分は人と違うんだって平気で言っちゃうような人って、余計恥ずかしい。笑
それなら俺、普通の人がいいわ。かなり真剣にそう思うよね。

というか俺も2、3年前くらいは完全に痛い人だったよ。とりあえず今は置いといて、振り返ってみればね。
なんか勘違いしちゃってたんだろうね。すごく恥ずかしいなあと。

だからね、もう語ることを辞めよう。
仮に言いたいことがあってもだよ、黙々としてようって思ったんだ。


ベンチ (2008/04/18)
IMG_05.jpg

次はこの写真で記事書こうと思ってアップロードだけしておいたら、偶然、前回の写真の名前と同じだったらしく上書きされてました。
それでちぐはぐな記事が出来上がってしまっていたわけなんだけども…ごめんなさいね。

ちなみに、
さて、この女の人の体の寄り添い方が素敵だなあと思うのです。
確かに、ちょっとくらい狭くておしりがはみ出してしまっていたとしても、文句は言えない気がする。

というのが今回書こうと思っていた文章。


切り絵 (2008/04/13)
IMG_4355.jpg

相変わらず木々の形に魅力を感じてしまう。
ついでに、奥行きに欠けるというか、画面に模様が描かれているのような感じが好きなんだよね。
こういうのが撮れたりすると、個人的には、気持ちがいい。

さて、すっかりモノクロ写真ブログのようになってるね。
モノクロは味があるとか写真の基本だからと言うけど、単にカッコいいと思うから、そういう理由でやっている。
同じシーンで、カラーだとイマイチだけど、モノクロだとそれなりになることがよくある。笑
たまに、カラーよりもリアルに見えたりすることもある。

これって自分の目がモノクロに慣れたからそう思うのかな。
やっぱり写真にあまり興味ない人からしたら「色ねーじゃん、つまんねー」って思うのかなあ。


とある長い手紙より (2008/04/07)
IMG_0014.jpg

もう何処かへ行ってしまったんだね。

ある誤解から、壁を作ってしまっていた。
それは完全に僕の間違いだったと思う。
ほんと、心から謝りたい。


入院クロニクル 四 (2008/04/06)
■3月1日
喫煙所に行って、二人組みの女性に煙草をもらった。
片方は僕より2つくらい年上で、もう片方は中年。どうやら親子らしい。
どうして入院しているのかと効かれたので正直に答えると、笑いながら、ダメでしょ!と言われてしまった。まあ予想はしていたけど。
向こうは、娘のほうの子供が風邪をこじらせたようで、連れ添いで入院しているとのことだった。
それから二人は訊いてもいないのに、何故か身の上話を始めた。
若い母親は相手の男に逃げられてしまったらしく、さらには認知もしてもらえずに困っているようだった。
一回りも年が離れてたのだけれど、ある日忽然と消えてしまった。携帯も繋がらない。
酷い奴だ、と思ったけど、口にしていいのか分からなかったので黙っておいた。それにしても酷い奴だ。

昼頃には地元の友達2人が見舞いにきた。この二人はしばらく仙台を離れていて、つい先日帰ってきたばかりなのだ。だから会うのは本当に久しぶりだった。
煙草を事前に頼んでおき持ってきてもらった。こういうとき親はアテにならないからね。
病室で軽く話したあと、あまり騒げないので場所を移した。
最高にくだらない内容を話し込んでしまった。まあ僕がその発端だったんだけど。

二人が帰ったあと、医者が病室に来て、月曜に検査して、大丈夫なら退院ですねと告げにきた。
多分、明日退院しても平気ではあるけど、明日は日曜だからなんだろうと思った。
まあとにかく、福音であることは確かだ。

■3月2日
朝、起きるかどうかの境でまどろんでいると、突然、女の人の叫び声が聴こえた。
虫でも出てナースが驚いていた程度のことだと思ったけれど、だんだん騒がしくなって、ついには医者を呼び出す緊急の放送まで流れた。
気になったので声が聴こえたほうに行ってみると、みんな窓から外を見ている。その辺にいた人に尋ねてみたのだが、口をつぐんでしまった。
そうしているうちに、病棟中から何人も医者が集まってきて、一時は大騒ぎになった。
それにしても様子がおかしかった。ただの急変なら、叫んだりしないはずだし、だいいち皆で外を覗き込んだりしないからだ。
僕はある一つの結論を導き出し、おそらくそれは当たっているのだけど、そんなもの見たくもなかったので、また煙草を吸いに行った。
しばらくして戻ってきたときには、もうもう何事も無かったかのように静けさを取り戻していた。
だけど確かに余韻はある。みな平静を装っているだけなのだ。そういうものなのだなと思った。
ちなみに、ナースは患者に不安を与えないように、走らずに早足で歩くとどこかで聞いた事があるけど、あれは大嘘だ。本当にやばいときには猛ダッシュする。


気分転換。 (2008/04/05)
IMG_0015.jpg

フィルムをモノクロのほうもコダックにしてみた。
TXかTMXで迷ったけど、よく分からないのでとりあえず基本(と思われる)TXを買った。

モノクロ始めてから今までずっとアクロスで、現像液がミクロファインだった。
でもそれだと実効感度が50くらいになって手持ちスナップだときつい!
日中ならいいけどね、僕は撮るペースが遅くて、一本撮りきらないうちに夕方になったりする。
この組み合わせがキレイで好きなんだけどね、どっちかといえば楽したくなったのだよ。
400TXならブレないし、絞ってピント合わせも多少アバウトにできるし。笑
ついでにこないだ撮ったのが眠たい写真を量産してしまって、へこんだというのも少しはある。
今回の写真はアクロス×ミクロファインなんだけど、アンシャープかけてやっと見れる(いつもかけるけど、今回多めに)

別にプレストでも良かったけど、まあ気分を変えてコダックに。多くの先人達も使ってたというのに釣られて。笑
にしてもコダックの現像液高いよね…。


ふと気づいた (2008/04/01)
15330006.jpg

影が黒猫に見えるということ。


PHOTOBLUFF
© 相沢 琢磨 2008. (http://peter1985.blog41.fc2.com/)

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